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2017年5月4日木曜日

1時間で作れる!簡単ボールエレベーターの作り方

こんにちは、まちゃつです。

ボールコースターやメダルゲームの動画で、ビー玉を垂直に上昇させる場面があったと思います。
勝手な推測ですが、動画を見て作りたいと感じた方が多少なりいるのではないかと。
極端な話、その部分さえ作れればボールコースター作れたも同然ですからね。

という訳で、本当にそんな人がいるか分かりませんが、ここにボールを垂直に上げることができる装置の作り方を書き記しておこうと思います。(自分はボールエレベーターと呼んでいます)




■必要なもの


<材料>
・板材:少し
・角材(理想は30×60):7cmほど
・丸棒(Φ12):任意の長さ3本(これにより上昇高さが変わる)
・ワイヤー入りの配線ケーブル:1mほど(丸棒の長さにより変動)
タミヤ6速ギアボックスHE:2箱
・同セットの、回転伝達用36Tギアと伝達パーツ(写真忘れ):1つずつ(この為に2箱必要)
・M3×10の皿ビス(写真忘れ):1本
・電池:単1~4,2本(アルカリでもマンガンでも)
・短めの釘(写真忘れ):1本

<道具>
・のこぎり
・ニッパー
・瞬間接着剤
・プラスドライバー(M3を回せるもの)
・キリ
・木工用ボンド
・さしがね
・鉛筆や消しゴム、コンパスなどの筆記道具
・電動ドリル
・ドリル(Φ6,Φ12.5)
・金切りノコ

<あると便利>
・テーブルソー
・ボール盤
・紙やすり
・電池ボックス



■作製手順


ここから作り方を順に記していきます。
写真ないところ多少ありますが、ご了承ください。

①材料のカット
<板材>
板を、一辺45mmの正三角形にカットします。
コンパスとさしがね、鉛筆を使って板に正三角形を書いて、のこぎりで切り取ります。
切り取ったあと、頂点付近一箇所にキリを使って穴をあけます。(およそ11mmの位置)

<丸棒>
2本を「上昇させたい高さ+5cm」に、1本を「上昇させたい高さ-2cm」にカットします。(ここでは45cm,38cm)
断面ができる限り垂直になるようにします。

<角材>
7cm程の長さにカットします。(ここでは7.5cm)
正直長さはあまり気にしなくても大丈夫です。短過ぎにだけ注意します。

②ギアボックスの組立と加工
説明書の手順に従ってギアボックスを組み上げます。
その後、もう一方のセットよりオレンジ色のギアと写真中央に見える部品を取り出します。
取り出したら、組み上げた方のシャフト雄ねじ部を金切りノコでカットし、写真のように部品をつけます。また、オレンジのギアの窪み側を軽くドリル(Φ6の先端)で削ります。

③丸棒の加工(短い方)
短い方の丸棒に加工を施します。
まず、両端の中央にキリを使って深さ1cmくらいの穴を開けます。
そして、その一方に先ほどのオレンジのギアをあて、M3の皿ビスで強く固定します。
この際に先ほどの工程でギアボックスのシャフト先端に取り付けたパーツが窪みにキッチリはまるかどうかチェックします。(回したとき外れなければOK)
皿ビスの頭にあたって入らないようでしたら、もう一度削り直しです。
その後、ケーブルを丸棒に巻きつけていきます。
両端はずれないように瞬間接着剤で固定してください。
巻く方向は、ボールを補充する側と逆巻きです。
(例)右からボールを補充 → 左巻き(今回はこれ。写真の通りです)
なるべく等間隔でキツめに巻くと動きがスムーズになります。

④角材の加工
角材に、丸棒が2本間隔をあけて設置できるよう穴をあけます。
穴間は約25mm、穴径は12.5mm、深さ約5cmです。
(今回、加工ミスにより穴間20mmにしてます。ビー玉の大きさによっても変える必要がありますが、3本の丸棒でうまく挟めれば大丈夫です)
穴をあけたら棒を奥まで差し込み、棒が近い方の面にギアボックスの固定用穴に合わせキリで1cmほどの穴をあけます。(この場所は、シャフトが丸棒2本のおよそ中心かつ直線で結ぶとおよそ正三角形になるように決める)

⑤丸棒の加工(長い方)
一方に写真のような切り込みを入れます。
横から見たとき、およそ半分の位置に断面が来るようにしてください。
角度の部分をおよそ同じに、又、つがいになるようにします。
その後、①で切り出した正三角形に木工ボンドを使って写真のように固定します。
隙間はなるべく一定の幅になるようにします。
角度の部分が内側から外側に斜面となるようにします。
切り込みを入れた方の反対が角材への差し込み部分になります。
差し込んだ状態で、角材から約3cm上方に切り込みを入れます。これはビー玉が補充される際に入ってくる場所になります。
この部分は、どのようにしてビー玉を補充するかによって変わります。
ここで、上の切り込みが平行に揃っている状態で下の切り込みを考えるということに注意してください。

⑥組み立て
完成した全体図を載せます。
ギアボックスのセット内にある粗めのねじを使ってギアボックスを角材に取り付け、シャフトにオレンジのギアをはめ込みます。
正三角形のパーツにあらかじめあけておいた穴と丸棒の中央にあけた穴が重なるように配置し、短めの釘を使って止めたら完成です!
最後に電源となる電池2本を直列につなぎます。この時、回転方向はボール補充方向と同じになるように。
実際に稼働した時の様子を動画でご確認ください(・◇・)
  




■まとめ


今回は、ボールエレベーターの作り方を紹介してきました。
個人的には結構丁寧に説明したつもりですが、もしこれを見て作っていて、何かわからないことが有りましたらコメントにて助言できたら嬉しく思います。
お気軽にどうぞ!

この装置はビー玉以外でも、球形であれば理論上サイズを変更することで適合可能です。そして高さも又、変更することである程度まで調整可能です。
汎用性の高さこそ、この装置の特徴のひとつですので、作ってみると意外な使い道を思いつくかもしれません。

それでは~~


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