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2017年4月26日水曜日

ボール盤買うならどれがいい?選び方まとめ

どうも、まちゃつです。

工作を趣味としていると次々に改善欲求が湧いてきますよね。
その一つとして多いのが「ボール盤が欲しい」。
工作機械の導入は、作業が楽になるだけでなく大幅な効率アップにもつながります。

特に、その機会が多い穴あけ作業は影響が非常に大きく、機械のコストとスペースを考えても導入すべき工程だと考えています。


しかし、販売されているボール盤は非常に多くどれを買うべきか悩んでしまうことでしょう。


そんな方のために、今回はボール盤を買う上で見るべき4つのポイントと、自分も買ったおすすめの物を紹介します。
なお、ここでは数万円の卓上タイプに限定します。



■1.機械の大きさは設置可能なものか


まず考えなければならないのは、買った機械をどこに置くかです。
置いた場所で作業をする為、置き場所が意外と難しく一般家庭には中々ありません。台の上で使う場合はその重量を知り、長時間の設置に耐えることが出来るかどうかも考える必要があります。
せっかく買ったのにどこにも設置できず使えない...とならない為にも、まず初めに、横幅、奥行、高さ、重量をそれぞれ確認してください。

・幅と奥行
設置する箇所の幅と奥行をあらかじめ測っておき、その上でその場所における大きさのものを選ぶ必要があります。
接地部分にあたりますのが幅と奥行です。幅が前面から見た横幅、奥行が前面から背面までの距離です。(文字を見ればわかると思いますが念のため。)
幅と奥行きが大きいものを選ぶとその分、材料も面積的に大きいものに穴を開けることができる傾向にあります。

・高さ
幅的にも奥行的にも大丈夫であっても、高さが足りないと置けません。
「全高さ」や「本体高さ」と表記された値を参照します。
高さの高いものを選ぶとその分、材料も背の高いものに穴を開けることができる傾向にあります。

・重量
台の上において使う場合や、床の損傷を気にする場合などのために重さを知っておくと良いと思います。「本体重量」を参照するとわかります。
卓上のため、基本的に20kgまでの重さとなっています。
台の上で使用する場合は、本体の重さを確認した上で台の選択もします。



■2.穴あけ性能はどの程度か


次に、「どの程度まで穴を開けられるか」が大切です。想定している材料に穴があけられなければ購入した意味がありませんからね。そうならないためにも、必ず確認するべきだと思います。見るべき項目は3つあります。

・穴あけ能力
穴あけ能力は、穴をあけられる最大径です。
チャック径とは関係なく、この大きさまであけられるトルクがありますよということです。ホールソーなどを使う際は必ず確認してください。
あくまで目安ではありますが、これ以上はあけないようにしましょう。当然ですが材料により違います。表記例として、(木工)24mm (鉄工)13mm などで、この場合木材で24mmまで、鉄系金属で13mmまでとなります。

・チャック性能
この値を見ることで、あけられる穴の直径がわかります。
1.5~13mmなどと表記があると思います。この場合、1.5mmから13mmまでのドリルが使えますよ。ということですのでこれ以下もこれ以上も使えません。
開けたい穴の大きさがこの範囲内であることを確認する必要があります。

・回転数
回転数を見る理由は使用するドリル径によりそれぞれ適正回転数が違うためです。
○○○rpm や ○○○min-1 などの表記があり、これが意味するのは一分間に○○○回転する。ということです。
通常、3~5段階の変速となっています。その中の適正に近いものを使用しますが、近いものがなければその径での穴あけはあまりおすすめできません。
適正回転数はMiSUMi-VONAさんのページから見ることができます。



■3.使い勝手はどうか


設置と穴あけが可能とわかったら、最後に使い勝手を検討します。いくら性能が良くても、使いにくいと問題ですからね。見るべき項目は2つです。

・テーブルはどうか(上下移動距離、大きさ)
材料を置く台をテーブルといいますが、購入を前にそのテーブルの大きさと移動可能距離を確認すると良いと思います。ここを見ることで、乗せられる材料の大きさが推測できます。「テーブル上下移動距離」や「テーブル寸法」を参照してください。
上下移動距離が大きいほど背の高い材料が、寸法が大きいほど面積的に大きい材料を穴あけできます。

・穴あけ深さに目盛りはあるか
穴あけをするとき、深さを指定して穴あけしたい場面が多くあると思います。その時に便利な目盛りが付いているものを買うと使い勝手が良いと言えます。前面のチャック軸上に付いているものは付いています。
また、そこを見ると一度に降下させることができる幅も確認できます。




■4.価格はどうか


いろいろ言ってきましたが、自分の場合価格は最後に考えればいいと思います。何故なら、実際のところいうとそれほど違いがないからです。

結局変わらないのかよ。と思うかもしれませんが、細かく気にすると違いますのでその辺も含め、自分のスタイルにあったものを優先するべきであると思います。





■まちゃつのおすすめ


MDF板や12mmほどの木の板、またはアルミ角パイプをよく使用する自分は何を使っているか。それは、

SK11(エスケー11) 卓上ボール盤 300W SDP-300V


です。
これを選択した理由は、以下の通りです。

・高いコストパフォーマンス
まず、価格が安い!
価格なんて最後で良いと言ったじゃないか。と言われるかもしれませんが、本体価格1万円でありボール盤の中でも最低価格に近いのはポイントです。
そのうえこの商品は、安い割に他に劣る部分が特にありません
つまり、コスパがいい訳です。

・「普通」の使い方しかしないから
価格の項目で書いた通り、自分のスタイルにあったものを優先するべきです。
しかしながら、これといった特別な使用をしない自分は、普通の商品を探しており、普通に使えるものが欲しかったため、これに決めました。

・レビューが高かった
インターネットで購入をしましたが、その際過去に買った方のレビューを見ましたところ、その評価が良かったので安心感があるように感じ購入に踏み切りました。




■まとめ


ここまで、ボール盤を購入する際のポイントをいろいろ紹介してきました。

自分もさんざん調べた結果今のものになりましたので、悩むようでしたら上記のsk11のボール盤を買うのが無難であると思います。
工作機械を導入して快適な工作生活を! ではでは~



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